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ミシェル・フーコーの世紀

1993年に出版された、日本で始めて開催されたフーコーをテーマにした国際シンポジウムの記録。刊行したのが東大の表象文化論研究室なのかな。未発表の論考なども含んでおり、表象文化論絡みでフーコーに興味がある人は読んでも損はないかと。

とりあえず、出版社に掲載されている目次はこんな感じ。

序 「ミシェル・フーコーの世紀」に向けて
フーコーと日本
フーコーとハイデガー
夢・狂気・無意識
言語・文学・イマージュ
政治・倫理・知識人
歴史・考古学・系譜学

収録されている個別の論考については、下記の通り。

渡邊守章「言説の軌跡」
中村雄二郎「日本の思想風土とM・フーコー」
柄谷行人「フーコーと日本」
H・L・ドレイファス「事物の秩序について」
P・ラビノウ「純粋と危険」
B・カッサン「フーコー、ハイデガー、そして《古代》」
石田英敬「歴史性の理論の『前史』」
丹生谷貴志「絶対的不毛を生きること」
S・ジジェク「フーコーとラカンにおける主体の概念」
小林康夫「無の眼差しと光輝く身体」
J・ルヴェル「フーコー」
B・カルサンティ「バタイユとフーコーにおける限界の概念についてのノート」
D・ドゥフェール「言葉とイマージュ」
Ch・ノリス「『啓蒙とはなにか』」
J・ミラー「フーコーの政治学」
H・U・グムブレヒト「フーコーを越えて/フーコーのスタイル」
塩川徹也「古典主義時代のエピステーメーと『ポール・ロワイヤル論理学』の記号論」
高田康成「その先のヘーゲル」
J・フュルンケース「『考古学』と『根源的歴史学』」
蓮實重彦「フーコーと十九世紀」


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